2013年2月8日金曜日

7日目 ウィーン

最初の一週間があっという間に終了。
本日は本格的に「音楽の都・ウィーン」散策をしてまいりました。




8時半に起床。(明らかにこっち来てから目覚めが良い)
朝食を食べ出発の準備完了。
ウィーン市内は路面バスや地下鉄で名所を一日券で巡ることができるので観光客にはヒジョーにありがたいです。





まずは、ホーフブルク王宮へ。
なんといってもオーストリアと言えば、中世に栄華を誇った大貴族ハプスブルク家のお膝元。世界史を専攻していなかった私でもその偉大さはなんとなく分かります。
最寄り駅のシュテファンスプラッツから歩いて5分くらい。


威風堂々、建物がすばらしい。









馬車もお出迎え。
 




王宮の周囲をぐるりと巡ってみますと、
 

 









まあ言葉を失うくらい建物が綺麗でデカイ、広場も広い。
この建物だけで十分ハプスブルク家の強さが伝わってきます。






いざ、王宮内へ。
後ほどシェーンブルン宮殿にも向かうのでどちらにも入れる「シシィ・チケット」を購入。王宮内は「宮廷銀器のコレクション」「シシィ博物館」「皇帝の部屋」の3部構成。






ハプスブルク王朝の終焉と共に、宮廷銀器・食卓調度保管室の所蔵品はオーストリア共和国の財産となった模様。
写真はごく一部ですが、こんな感じで展示されています。









中には中国からの技術で創られた物があり、ハプスブルク家の交流は東洋にまで及んでいたのでしょうか。
きらきらの世界を堪能した後は、
「シシィ」の愛称で親しまれたエリザベート皇后のプライベートな世界。
宮廷における狭苦しさに嫌気がさしメランコリックな詩の創作やら各国を旅し続けるなど、自己から逃避していく皇后の人生が展示されていました。
「皇帝の部屋」はそんなシシィを支えたフランツ・ヨーゼフ1世を始めとする皇帝達の世界です。当時の最高技術がふんだんに散りばめられた部屋は非常に興味深いものでした。




約2時間の滞在後街中のシュテファン大聖堂を目指し歩きましたが、
お腹もすいたので道中のレストランへ。

 



お昼のメニューはどちらもオーストリア名物。
メインは、ヴィーナー・シュニッツェル(子牛のカツレツ)のバターポテト添え。












非常にでかく胃もたれが気になったが、美味しくて一気にペロリ。
調子に乗ってデザートも頼みました。
アンズのジャムが挟まったパラチンケン(ウィーン風クレープ)。















美味しいのですがカツレツよりもこっちの方が濃かった笑
これで先日のザルツブルガーノッケール(名物のスフレ)を食べ損ねたリベンジを果たしました!!




お腹も膨れいざシュテファン大聖堂へ。
 
 

 











12世紀に着工、その後300年の歳月をかけ完成したオーストラリア最大のゴシック教会。
寺院の塔は世界3位だそうです。
ウィーンは不思議なものでこういう名所が街に溶け込んでいるのです。




教会を出たところでシェーンブルン宮殿で開かれているオーケストラチケットの売り子の兄ちゃんに遭遇。最初は買う気はなかったが、そんなに高くないしウィーンに来て音楽を聴くのもありかと思い購入。これにより私は宮殿に1日2回行くことになりました。




地下鉄にのり本日1回目のシェーンブルン宮殿。
 



先ほどのシシィチケットのおかげでなんなく入場。
こちらは全面撮影禁止だったので残念ながら写真はございません。
強いて言うなら先ほどの王宮よりもさらにハプスブルク王族の家という感じでしょうか。
ちなみに私は2回目の訪問で気づきましたが庭園を見ていなかったのです・・・・。
これはまた何年後かにリベンジ。





1時間の滞在後、夜のオーケストラまで何も無いので地下鉄でプラーター遊園地へ。
1873年には万国博覧会の会場にもなったそうです。
遊園地はローカル色が強く、小さい頃によくいった宝塚ファミリーランドのようでした。
 

 






名物のゴンドラに乗ります。













このゴンドラは映画『第三の男』(1949年)の撮影でも有名になったそうです。
ゴンドラ内からは、ドナウタワー(?)も見えましたよ。
 



まーだ時間があるのでこれまたもう一度市内へ。
 












カフェ・ザッハーとオペラ座も。
 




そして2度目のシェーンブルン宮殿!
チケット購入の際に宮殿の真横にあるレストランのフリードリンク券をもらっていたので使用。
ソルティドックです。
 






最後はオーケストラを見て本日を終えました。
楽しくてためになったが疲れた・・・。



明日は7時間の列車移動、フランクフルトへ戻ります。

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