2013年2月12日火曜日

11日目 バルセロナ

バルセロナ二日目です。
本日はかねてよりバルセロナで行きたかった場所に。





まず1つ目は、FCバルセロナのホーム。
カンプ・ノウ。
世界にあまたの数が存在するフットボールスタジアムでも群を抜いた歴史を誇るスタジアムです。


スペインがかつてフランコ将軍の独裁体制にあった時、カタルーニャ語圏にあったバルセロナの市民はスペイン語を強要されていました。そんな時代、自分たちの言語であるカタルーニャ語を心置きなく話せたのはこのスタジアムだけであったのです。
バルサがマドリーに勝つこと。
それはカタルーニャ人が中央政府に反抗できる唯一の手段だったわけです。
まさにカタルーニャの象徴とも言えるスタジアム。



前日の疲れから9時頃まで爆睡。
10時までゴロゴロし10時半にホテルを出ます。
もはやこの旅ではおなじみのメトロを利用しカンプ・ノウへ。












スタジアムのエントランスでは彼らがお出迎え。
心臓がバクバクと鼓動を刻みます。










チケットを購入し、いざミュージアムとスタジアム内へ。












最初のエリアはFCバルセロナの歴史とトロフィーのコーナー。
バルサが最初に勝ち取ったコパ・デル・レイ、多分。









現役選手のユニフォームも。
 




そして我が心のスーパースター。
バルサの象徴。
フライング・ダッチマン(空飛ぶオランダ人)の名で親しまれた、
ヨハン・クライフ。
 



ここまでかっこよくてセクシーで頭の切れるフットボーラーはいないでしょう。
バルサでは選手と監督の両方を経験。
1988~96年にはエル・ドリームチームを率い欧州を席巻しました。
でも彼はW杯には縁が無かった。
この話を始めると恐ろしく長くなるのでこのへんで。



ちなみにバルサには、神の手・マラドーナも在籍したことがあるのです。









歴代の監督も偉大な方ばかり。
まずはヨハン・クライフ。











イングランドが生んだ偉大なる指導者。
故 ボビー・ロブソン。
現在、レアル・マドリードで監督を務めるジョゼ・モウリーニョの師匠でもあります。












前スペイン代表監督ルイス・アラゴネス。
EURO2008では44年ぶりにスペインを欧州王者に導きました。















現役時代は「オランダ・トリオ」の一角。
フランク・ライカールト。
ロナウジーニョ全盛期の監督ですね。













そしてジョゼップ・グアルディオラ。
来期からはバイエルンの監督に。












次にミックスルームへ。
選手が試合後立って記者の質問に答えるとこです。









記念にカシャリ。










そして!いよいよスタジアムへ。

 












記者が観戦するプレスルームにも。









最後にビックイヤー(チャンピオンズリーグのトロフィー)を掲げスタジアムを出ます。













お昼はハモン・セラーノのサンドイッチを食べ、次の目的地へ。






2つ目は、サグラダ・ファミリア。
カタルーニャが生んだ偉大なる建築家、アントニ・ガウディの作品です。
メトロにて移動後、チケットの列へ。
約30分待ち。




待っている最中に撮影。











チケット購入後、中に。
 

 











ガイドによると、
サン・ホセ帰依者教会の本堂として、1882年(日本だと明治15年)に着工。
1883年に初代建築家フランシスコ・ビリャールの辞任に伴い、ガウディへ引き継がれたとのこと。





なにが凄いって、まだ完成してないんですよね。
予定では2026年の完成。
私が36歳の時に完成するわけですか。




小さい頃にその途方もない年月をかけて工事が続いていることに感動し、
そして今日ここに来れました。
これ以上の喜びはありません。


最後に裏口より撮影。











早めですが、夜出歩くのが恐いので夕食を摂りに近場のバルへ。
ビールを注文し、










付け合わせのパン・コン・トマテ。
パンに熟したトマトとニンニクをこすりつけオリーブ油をたらしたもの。










そして名物ハモン・イベリコ。
量が多い!









メインは海鮮パエリアでございますよ。
ほんとに美味。










ほろ酔い気分でホテルに帰り寝ておりました。
明日はマドリードへ移動。
チャンピオンズリーグまでもうすぐです。






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