2013年2月28日木曜日

最終日 フランクフルト・アム・マイン~ヘルシンキ~大阪~京都

無事に帰国いたしました。
まず最初に、この旅にご援助頂きました家族・親族の皆様に。
そして、このブログを1ヶ月もの間読んでいただいた全ての皆様に感謝を申し上げます。
まだ今後もこのブログは書き続けますのでお付き合いくださいませ。





さてさて帰国までの道程を。
ホテルの空港行きシャトルバスを9時半に予約していたので8時に起床。
全ての準備を済ませ、いよいよ空港に。




ターミナル2に到着。
慣れたもので搭乗手続きは何事も無く無事に完了。










パニーニとコーラで朝食を済ませ、
ヘルシンキに向かいます。
最後のドイツは晴天でした。




約3時間のフライト。
何事も無くヘルシンキに到着。





外気温は2度。
 

 




iPhoneの充電をしながら、
静かに大阪への便を待ちます。

静かに終わりの時が近づきます。





無事に搭乗。
さよなら欧州。またいつか。



約10時間のフライトでは、













レイモンド・チャンドラーの『ロング・グッドバイ』
映画『バットマン・ビギンズ』(※アメコミではバットマンくらいしか知らない)
宮沢賢治、北大路魯山人、魯迅。
小島プロダクションと棚橋弘至のポッドキャスト。


ありとあらゆる手段を使い暇を潰しました。










そして。











無事に帰国しました。
 








特急はるかに乗り。





京都に帰還。
 








生きております。
無傷で。






旅の総括はまた後日書かせていただくとして。
ひとまず眠ります。





もうしばらくお付き合いください。

2013年2月26日火曜日

25日目 ミラノ~バーゼル~フランクフルト・アム・マイン

本日もひたすら移動でした。




9時半に起床。
確実にガタがきている身体を叩き起こし、
ミラノ中央駅に向かいます。











まずは中継地であるスイスのバーゼルを目指します。










約4時間の旅路。

眠ったり、

チャンドラーを読んだり、

ポッドキャストを聴きながらひたすら列車は走ります。



車内でパスポートを警察に見せ、
イタリアから国境を越えると見事なスイスの山脈が。
 





無事にスイスのバーゼルへ到着。










乗り継ぎまで40分ほどありましたので、






お昼を食べて風邪薬を飲みます。













駅構内のスーパーに寄った際、
通貨がユーロからスイスフランに変わっていたので購入できるか不安でしたが、
ユーロも使用可能だったので無事に購入できました。




そしてインターシティーユーロに乗り換え、
フランクフルト・アム・マインへ。
またまた約4時間の旅。
ドイツ系の高速列車は指定席予約が不要なので余計な手間がかかりません。




そして揺られること4時間。
フランクフルト・アム・マイン駅に到着。











ケバブとカリー風味ソーセージで夕食を済ませ、
(何気ない売店だったが非常に美味かった)













空港駅へ移動。
そして先ほど20時半にチェックイン。
約9時間かけてミラノから移動したわけですね。




乗車に使用したユーレイルパスも本日で役目を終えました。
だいぶ長く持ち歩いていたからボロボロ。




記入した駅と列車の履歴は宝物です。















いよいよ空港も目の前、
明日の午前11時過ぎのフライトで中継地点フィンランドのヘルシンキへ飛び、
そこから関空までのフライトとなります。
帰国は27日の午前中になります。
久々の帰国になりますがちょっと成長した自分を見せれれば幸いです。



ではまた日本で。

2013年2月25日月曜日

24日目 ヴェネツィア~ミラノ


本日より帰国に向けてひたすら移動。






チェックアウトしサンタ・ルチア駅行きのヴァポレットに乗ります。
駅に到着、水都を後に。
再びミラノを目指します。












ミラノに近づくにつれ窓の外は雪景色に。
やれやれ、またかと。










走ること2時間半、
再びミラノ中央駅に降り立ちます。
外は猛吹雪。
なんとなく嫌な予感がしましたが、
駅近くのホテルを予約したにも関わらず遭難しかけました。









チェックイン後軽食をとり仮眠。
疲労は思ったより身体にきていて昨日より体調も下降気味。
寝られるときに寝ておきます。







3時間ほど寝た後、
近場のBARで夕食。
イタリア最後の夕食は、シンプルなトマトソース。













シンプルだけど美味い。
美味しくて深い味わいの物をたくさん食べたイタリア。
この国の食文化に感謝。






明日はミラノからこの旅のスタート地点フランクフルトへ。
途中乗り換えでスイスのバーゼルに寄ります。
7時間の長距離移動。
帰国は静かに近づいています。



今日はこの辺で。

2013年2月24日日曜日

23日目 ヴェネツィア


ここ数日は天気が下り坂。
どんよりした曇り空ですが市内にでかけます。





ヴェネツィア独特の迷路のような細道を歩きながら、
サン・マルコ広場へ向かいます。
 




まず最初に出てきたのはS.モイゼ教会。













これを抜け、また細道を歩くと広場はすぐそこ。













左に旧政庁。
写真には写ってないけど右に新政庁。
鐘楼とセンターにはサン・マルコ寺院。
ヴェネツィアのメインです。










ここは高潮が来るとものの見事に水浸しになるそうですよ。
最初に訪れたのはなんといってもメインのサン・マルコ寺院。
街の守護聖人サン・マルコを祀っています。









中はこのような感じ。
丸天井に広がるモザイク画が非常に美しかったです。
 











次は、サン・マルコ寺院のすぐ横にそびえ立つ鐘楼。
ヴェネツィアが一望できると聴き15分ほど並びエレベーターで上へ。










屋上から見る街とラグーナは絶景。
各地で街を一望できる場所をいくつか登りましたが、
ここは海が景色の中にありまた格別。
時間がゆっくりと流れていきました。
 











余韻に浸りながら下に降りて時計塔をカシャリ。









次はドゥカーレ宮殿。
ヴェネツィア共和国総督の政庁として9世紀に建造。
しかし何度か火災に遭ったため今の政庁は15世紀のものだそうです。









ここは撮影禁止で写真はなし。
大評議の間は壁面から天井まで見事な装飾がなされており、
中庭にはブロンズの井戸がありました。













宮殿内からも見える「溜息の橋」は牢獄へ続く橋であったため、
この橋を渡った後は二度とこの世界に戻れないと言われていたそうです。
みな溜息を流しながら渡ったとか。










しかし、ジャコモ・カサノヴァは脱獄に成功しているという。





宮殿を後にし、スキアヴォーニ河岸で昼食をとります。
オリーブオイルとパルサミコ酢のかかったサラダを注文し、












プロシュートとマッシュルームのピッツア。













イタリアに来てから何枚のピッツアを食べたでしょうか。
その後は河岸沿いに出ている屋台を廻りお土産を買います。









自分用おみやげにヴェネツィア名物の仮面を買ったりしました笑
なんかちょっと卑屈な顔(笑)









その後、朝来た道を引き返しアカデミア橋を渡ってアカデミア美術館へ。











ジョヴァンニ・ベッリーニなどヴェネツィア派絵画の傑作を集めたヴェネツィアの見所の一つ。
ヴェロネーゼの『レヴィ家の饗宴』は壁一面に描かれており、
観ていて圧倒されました。







そしてジェラートを食べながらまたまたサン・マルコ広場に戻り、
ヴェネツィアの歴史を展示したコッレール博物館へ。
先ほどのドゥカーレ宮殿の共通チケットで入場。
ここではゴンドラの図や彫刻などヴェネツィアの過去の歴史に触れました。




入場がぎりぎりだったのと疲れもピークに来ていたので閉館15分前に撤退。






インフォメーションで明日駅に向かうためのヴァポレットの切符を購入し、
天候も悪くなってきていたのでホテルに戻り仮眠。






3時間ほど眠ってしまい、外に出るとなぜか強風と雨。
雨ですがリストランテに向かい夕食。
さっと食べたいのでカルボナーラを注文。










そしてホテルに戻り洗濯をしています。
観光は本日をもって終了。



ここからは帰国に向けて移動を繰り返していきます。
たくさんの良い物をみた後は無事にこの体を帰国させるだけ。
あと3日間気を抜かずに切り抜けます。
ではこのへんで。