2012年12月31日月曜日

雑多にまとめるこの一年

お久しぶりです。
前回の更新から約半年強経っております。




2012年の終わりまで24時間を切ったので今年を振り返ってみましょう。





今年は大学生になってから一番「ひとり」でいる時間が多かったかもしれません。
これまでの3年間は必ずどこかに「京都学生祭典」と「大学の講義」があり、
拠点であった場所に行けばおのずと話す相手がいました。
いわば自発的に動かずとも自然と集団の中にいたわけです。



しかし、今年は祭典も引退し講義もほぼ無く1週間に1、2回しか大学には足を運ばなかったので独りで動ける自由な時間を大量に得ました。



一人の時間はなんとなしに色んなことにに没頭していました。
その中でやってた主なことは以下です。


・読書
・自分なりにクリエイティブと思えるものを愉しむ
・ふらっとでかけカフェで紅茶を飲む(※コーヒーでなく紅茶)
・一乗寺に出かける
・フットボールを科学する
・卒論(→これはほぼ義務)
・運転免許(今となっては良い思い出)
・就職活動(上半期のメイン)


その中で特筆すべきは2点。


まず1点目は、読書。
本を読むことは昔から好きなのですが、この3年ほどは自分なりに時間が取れないことを理由にさほど読んでいませんでした。
が、今年22にして村上春樹の世界にはまってしまい読書習慣が復活。
最初は発表された時系列を基に読み進めようとしましたが、その場の感覚で読みたい作品を読むことに変更しました。

読んだ作品はこんな感じ。

・『蛍』
・『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』
・『ねじまき鳥クロニクル』
・『神の子どもたちはみな踊る』
・『風の歌を聴け』
・『1973年のピンボール』
・『羊をめぐる冒険』

来年は書評なんかもこのブログで書ければなと思ったりしています。
一応ブログのタイトル名を書店にしているので。



次に2点目。就職活動。


上半期の行動のほぼ全てを占めていた就職活動を経て、
来年から広告の世界で働くことになりました。



僕の中では希望を遥かに超える大勝利であり、
香川真司がマンチェスター・ユナイテッドに行ったような、
イチローがニューヨーク・ヤンキースに行ったような、
内々定のご連絡をいただいた時の気分はそんな感じでした。
ただ、今思うとただ運が良かっただけかも知れないと思うときもあります。



来年はいよいよ何年も行使していた「学生」という黄金の力を失います。
しかし、新たに「社会人」という強大な力を手に入れます。
あと10年して30代に入った時かっこいい大人になれるようになりたいですね。




つらつらととりとめも無く久々に更新しました。




変わらず今年もおつきあいくださった友人の皆様に感謝の念をお伝えすると共に、
来年もまた野口一生をよろしくお願い致します。





それでは、良いお年を。

2012年5月13日日曜日

だめな人とだめでない人のために

こないだとある本屋さんで見つけました。
昔実家にあったのを思いだし、ついつい立ち読みしてしまいました。



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何かが足りない
それでぼくは楽しくない

足りないかけらを
探しに行く

ころがりながら
ぼくは歌う
「ぼくはかけらを探してる
 足りないかけらを探してる
 ラッタッタ さあ行くぞ
 足りないかけらを探しにね」

かんかん照りあれば

涼しい雨も降る

雪でこごえたかと思えば
またぽかぽかのお日和

なにしろぼくの体はかけていて
あんまり速くはころがれない
それで立ち止っては
みみずとお話する

この花はいい香り

かぶとむしを追いこしたり

かぶとむしに
追いこされたり

こんな愉快なことはない

どんどん進む
海を渡り

「ぼくはかけらを探してる
 野越え海越え
 ランランラン ロンロンロン
 ぼくのかけらを探してる」

沼もやぶもものともせず

山に登って

またくだり

とうとうある日のこと
「ぼくのかけらを見つけたぞ
 ぼくのかけらを見つけだぞ
 ランランラン ロンロンロン
 ぼくのかけらを……」

「おい待てよ」
とかけらがいった
「調子よく歌うのもいいけれど……

 ぼくはきみのかけらじゃないからね
 誰のかけらでもないからね
 ぼくはぼく
 もしぼくが
 誰かのかけらだったとしても
 きみのだなんて思えない」

ぼくはがっかりしていった
「そう じゃましてごめん」
それでまたころがっていく

またかけらが見つかった

でも今度のは小さすぎ

こいつは大きすぎ

これは尖りすぎ

これは角ばりすぎ

ぴったりの
かけらを見つけたと
思ったのもつかのまで

しっかりはめておかなかったので

落してしまった

きつく
くわえすぎたら

こわれてしまった

とにかくどんどんころがっていく

むちゃをしたり

穴に落ちたり

石の壁にぶつかったり

そしてある日のこと
ぼくにぴったり合いそうな
かけらに出会った

「やあ」とぼく
「あら」とかけら
「きみは誰かのかけらかな?」
「さあどうかしら」
「でもきみは きみのままいたいのかもしれないね」
「誰かのものになったって あたしはあたしよ」
「でもぼくのものにはなりたくないかもしれないしね」
「さあどうかしら」
「でもぼくにはうまくはまらないかも……」
「やってみたら」

「どれ」
「ほら!」

はまったぞ
ぴったりだ
やった! ばんざい!

ぼくはころがる
もう
すっかりまるくなったから
前よりも
ずっと速くころがる
こんなことは
はじめてだ

あんまり調子よくころがるので
みみずとお話することも

花の香りをかぐことも

ちょうに止まってもらうこともできない

でも楽しい歌なら歌えそう
今なら歌える
「ぼくのかけらを見つけたぞ」

ぼくは歌いだす
「ぼぐのがげらをみづげだぞ
 ぼぐのがげらをみづげだぞ
 ラムラムラム
 ロムロムロム
 みづげだぞ」

あれ?
まるくなったと思ったら
今度はちっとも歌えない

「なるほど
 つまりそういうわけだったのか」

それでぼくはころがるのをやめて

かけらをそっとおろし

一人ゆっくりころがっていく

ころがりながらそっと歌う

「ぼくはかけらを探してる
 足りないかけらを探してる
 ラッタッタ さあ行くぞ
 足りないかけらを探しにね」

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出典:『ぼくを探しに』(原題:The Missing Peace)

シェル・シルヴァスタイン(著)
倉橋 由美子(翻訳)
講談社,1979



常に何かを探す旅は続くわけです。
自分に足りないものを探し、生きていくんですね。





人生でいいますと、
学校の成績、大学入試、就職、営業成績、伴侶、子供、家・・・・etc






満たされてしまうと人は求めることを止めて落ち着く。






しかし面白いことに長く落ち着いてしまうとその状況をつまらなく感じるようになり、
それを置いてまた次の足りないもの(Missing Peace)を求めに行く。







「何かを得るために何かを捨てる」
という言葉の意味も最近ちょっとずつ理解できるようになってきました。






学生生活もあと10ヶ月ほどでしょうか。
その仲で得れることは山のようにありますが時間は有限。







毎日を無駄なく過ごしていきたいですね。
今日はこのへんで。

2012年5月3日木曜日

節目

おおよそ4ヶ月ぶりの更新です笑







この4ヶ月を振り返ってみますと・・・・・・・
はい、見事に就職活動しかしてなかったわけですね笑







5ヶ月間という就職活動を経て、めでたく在阪の広告会社から採用通知を頂きました。
これで就職活動にはほぼピリオドを打つ形となったわけなのですが、
ご支援いただいた家族、友人には感謝をしてもしきれません。
決して自分一人で生きてきたわけでは無いことを再認識した就職活動でした。







このたび思ったこと。
就職活動というのは社会に出る前に一人一人が自分を知るための儀式なのかも知れません。



なぜその仕事がしたいのか?

なぜおもしろいのか?

どうしてそう思うようになったのか?
etc




なぜ、なぜと自らに問いかけてひたすら自分を洗い出していく。
そして自分を知っていく果てしない旅。
「職」を見つける旅は終わりましたが、「自分」を知る旅はまだまだ終わっておりません。
これからも「自分」と旅をしながら考えていこうかと思います。





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就職活動を終えた4月末のある日、
ある4人の人物に採用通知をいただいたことを報告しました。


しかし、その1人は直接会っていません。
僕の中では生きてはいるのですが、物理的に死んでいるため会えないのです笑
「もーれつア太郎」のようなお話しですね。






















2007年5月2日は父の命日でした。享年46歳。
生きてればもう51歳です。




「僕」という存在を全て創り上げたといっても過言ではありません。
実家が自営業ということもあり、
父という存在が家庭にいる時間は一般のご家庭よりも長かったと思います。
ボクシングを教えてくれたのもこの人。
兵庫北部で田舎で小売業が通用しなくなりつつも必死で家業を守っていました。
葬儀の時に、500人以上の方が来られたことは今でも覚えています。
まちの人たちにとても愛されてた父でした。




























高2の春16歳までしかこの人とは一緒にいれませんでしたが、
100年分くらいの愛情を頂けたのではないでしょうか。



遺影に向かって一言、「ありがとう」とお伝えしておきました。
(※写真は遺影ではありません笑)







僕も来年から会社に勤め、
いずれは家族を創るのかも知れません。






その時は、こんな父親になっていたいと思います。






久々のブログで乱文ですがそこはご容赦ください笑
ひとまず今日はこのへんで。

2012年1月3日火曜日

はつゆめ

一富士、二鷹、三茄子と言いますが、
初夢は残念ながら見ませんでした笑






宝船の写真を枕元に敷いたのに・・・・・残念!








新年明けてから2日ほど経ちましたが、昼夜が逆転しております。
まあお正月ですからいいですよね・・・・。
深夜に飲む紅茶が非常においしい(*^o^*)







今日は家にこもるのもなんなのでヨドバシに行ってきました。












お目当ては福袋・・・・・ではなくヘッドセットとコンデジのSDカード。
両方ともリーズナブルなお値段で買わせていただきました。










ただ、ヨドバシの福袋なかなか魅力的でした。





国内ブランドPC入・・・・・¥50,000
海外ブランドPC入・・・・・¥10,000
タブレット入・・・・・¥30,000
オーディオ機器入・・・・・¥20,000
(出典:ヨドバシのチラシ)






タブレットには少し興味が沸きましたが今は持つ理由が無いのでやめときました笑
これのせいとはいいませんが、今年の夢になんとか理由をつけてiPadを買うことを追加しました。










さあ、明日は何をしようか・・・・・。
今日はこのへんで(^o^)/

2012年1月2日月曜日

あけましておめでとうございます。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。







2012年を迎えまして、心機一転ブログを再開いたしました。
以前のブログをリニューアルしての再開です。
三日坊主にならぬよう続けていく次第です笑











さて!新年を迎えたわけですが、初詣に行って参りました。
結構夜遅くに行ってきました(AM1:30頃だったかな・・・?)







場所は今宮神社。
神社の横には有名なあぶり餅のお店があります。


























深夜でしたが、参拝客が予想より多く行列ができていました。

























無病息災と内定が取れることを祈ってきました!
そして、自転車に乗り次の神社へ。







賀茂別雷神社(かもわけいかずちじんじゃ 通称:上賀茂神社)へ到着。
近所にある世界文化遺産。僕の好きな神社でございます。

























こちらも予想以上に賑わっていました。
帰省していない大学生ぽい人が多く、屋台もちらほらと点在。
深夜の神社も厳かでいいものです。
























ちなみにこの上賀茂神社、初詣の時は普段入れない本殿に行けるのです!
絵馬もぶら下げてきましたよ!



























内容は秘密です・・・笑










神社のはしごという贅沢な新年の始まりでした。
最後に、ありきたりですが、今年の目標を・・・。



1.入社を希望する会社の内定をとる!

2.卒論を出す。

3.去年を上回る自分になる!(いい意味で。)








こんな感じで徒然とブログを書いていこうと思っています。
知り合いの皆様今年もどうぞよろしくお願いいたします。